大山(だいせん)は、鳥取県の主に大山町にある標高1729mの火山。鳥取県西部の旧国名・伯耆国の名称を冠して伯耆大山とも呼ばれる。古来より日本四名山に数えられた。また日本百名山の一つであり、日本百景にも選定されている。最高峰は標高1729mの剣ヶ峰(けんがみね)で中国地方の最高峰である。崩壊のため登山できるのは弥山までとなっている。
大山橋から見る伯耆大山 | 大きな地図で見る |
歩行距離 | 7.8km |
所要時間 | 6時間10分 |
累積標高差 | (+) 946m (-) 946m |
コース |
博労座駐車場07:50 → 行者谷別れ09:30 → 六合目避難小屋09:45 → 八合目10:35 → 弥山10:55 → 八合目11:50 → 六合目避難小屋 → 行者谷別れ12:55 → 元谷13:10 → 大山神社13:30 → 博労座駐車場14:00 |
伯耆大山には、前回2010.8.25に登ったが、山頂からの好展望を期待してもう一回登ることにする。
博労座駐車場に車を置き出発、大山橋を渡り夏山登山道に入る。最初はなだらかな石段を登っていく。登山道の傍には沢山のヤマアジサイが咲く。丸太での階段や木道に変わりブナの森を行く。今日は、休日なので沢山の登山者が山頂を目指す。五合目を通過(行者谷分岐・森林限界)、急登を登る。シモツケソウ、ウツギ、ヤマボウシが咲く。六合目小屋に達する。たくさんの登山者が休んでいる。天候に恵まれ視界もよい。今日は期待できそうだ。高度が上がるにつれ抜群の眺望が眼下に見える。
海岸線と、遠く出雲半島が見える。七合目を過ぎ振り返れば登山道が見え登ってくる登山者の群れが見える。八合目付近の急登のガレ場を登り、崩壊地の木道を渡りダイセンキャラボク帯に入る。石室への分岐を通過、山頂までは0.5kmだ。山頂まで続く木道を登っていく。出雲平野が見える。
少しガスがかかってくる。弥山山頂(1709.4m)に達する。木製の雛壇の上で、絶景を見ながら至福の弁当タイム。今日はコンビニ弁当だ。ガスも晴れてきた。崩壊が進む剣ヶ峰の方を見れば立ち入り禁止のはずだが、数人の登山者の影が見える。怖くないのだろうか・・・。南側は、雲海で眺望が得られない。
下山開始。今回は石室のあるほうの木道を下っていく。タニウツギが咲く。左が切れ落ち絶景を見ながら下る。狭いダイセンキャラボク帯を抜けると、石室がある。大正時代に造られた山小屋である。中を見れば小祠がある。
往路を下っていき、五合目の分岐から大山行者谷コースを下っていく。西日本最大のブナの森を下る。元谷を通過し、大山神社奥宮の方向に下っていく。ブナの木とともに大きな杉がある。大山神社の裏側に出る。神社の石畳の山道を下る。参道沿いのお土産店で美味しいソフトクリームを食べる。博労座駐車場に帰着する。カーナビで最寄りのお温泉を検索。温泉で疲れを癒したあと、大山の雄姿がよく見える道の駅「大山恵みの里」で車中泊する。明日は、蒜山に登る予定だ。
博労座駐車場に車を置き出発する。 |
大山橋から目指す弥山を見る。 |
夏山登山口に入り、ブナの巨木の森を登って行く。 |
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五合目行者谷分岐を通過。森林限界を過ぎる。 |
シモツケ |
六合目避難小屋には大勢の登山者がいる。 |
ヤマボウシ |
日本海の方向を見る。右の山は孝霊山(751m) |
七合目を過ぎるとガレ場の急登になる。振り返れば絶景が広がる。 |
野田ヶ山(1344m) |
三鈷峰(1561m) |
(上)急登が続く。 (右上)孝霊山(751m) |
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崩壊地に木道が架かる。 |
八合目付近から木道が山頂まで続く。周囲にはダイセンキャラボク帯が広がる。 |
弥山山頂に到着する。 |
弥山山頂(1709m) |
大山最高峰剣ヶ峰(1729m・中央の山)は崩壊が進み現在は立入禁止になっている。しかし誰か登っている〜!! |
弥山からの眺め |
下山は石室の方向に木道を下る。 |
下山は大山寺方向に下る。 |
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西日本一のブナの森 |
道の駅「大山恵みの里」で車中泊する。 |
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